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【最新2022バージョンで解決済み!】AdobeCC 2021バージョン以降で書き出したmp4が正常に再生しない件

Adobe2022 最新バージョンで解決済みです!
今すぐアップデートおすすめします!

以下のバージョンでmp4が正常に再生できない問題は修正されています
・Media Encoder v22.1.1
Adobe Premiere Pro v22.1.2

※アドビサポートコミュニティのCkun様からご報告いただきました!
ありがとうございます。


最新の2022より前のバージョンでは問題が生じますのでご注意ください!

OS問わず Windows/macOS環境 共に発生します。
macOS Mojave(10.14)のQuickTimePlayerでは正常です
※Finderのクイックルックでも同様の症状がおきています

Adobe CC 2021バージョン以降で作成されたmp4をmacOS Catalina(10.15)以降のQuickTimePlayerで再生すると正常に再生できません。

■ 本現象を確認したOS環境とAdobe各アプリバージョン

【再生環境】

macOS Catalina(10.15)以降の QuickTimePlayer , Quick Look

【mp4を書き出したアプリ】

・Adobe Media Encoder 2021 (Win/Mac)
・Adobe Media Encoder 2022 (Win/Mac)
・Adobe Premiere Pro 2021 (Win/Mac)
・Adobe Premiere Pro 2022 (Win/Mac)

2021/12/03時点での弊社調べ


mp4再生時の不具合

QuickTimePlayerでmp4を再生し、ロケーター(再生位置)を任意の場所にジャンプすると

・「正常に再生しない」
・「音が無音になる」
・「画音がズレる」

などの現象がおきます。
Finderの「クイックルック」でも同様の症状がおきています。
この症状は特に長尺のmp4で顕著になります。

mp4再生不具合の回避方法

この現象を回避するには以下の方法があります。

・Adobe CC 2020以前を使用する(現在ダウンロード不可)
・Apple compressorを使用してmp4を書き出す
・Blackmagic Design DaVinci Resolveを使用してmp4を書き出す
・VLCなどのQuickTimePlayer以外の再生ソフトで再生する
・mp4を諦めて他の形式を使う

※現時点でadobe経由の解決方法は見つかりませんでした

ロケーターをジャンプさせなければ通常どおり再生できるのですが、再生位置を変更した瞬間上記の症状が出てしまいます。

お客様にMacbookなどで対面でmp4チェックしていただくときなど肝を冷やしますので、予めVLCプレイヤーをインストールして操作になれておくのがおすすめです。

AdobeCC2021以降でmp4形式を書き出す際は一度、Prores等に書き出した後に他のソフトを使用することをお勧めします。

・この現象はmacOS Catalina(10.15)以降のQuickTimePlayerで再生した場合に起こる現象です。

・最新OSのMonterey(12.0.1)でも改善されていませんでした。


ややこしいことにmacOS Mojave(10.14)のQuickTimePlayerでは正常です

Adobeのフォーラムでも似たような現象が報告されています。


技術的に解決を試みた項目

・ハードウェア/ソフトウェアどちらも改善せず
・マルチプレクサーの設定変更
・キーフレーム(Iフレーム)を多めに入れる(キーフレームの間隔)
・CBR / VBRどちらも改善せず
・AAC → MPEG Audio(そもそも再生せず)

など設定変更しましたが何を試しても改善しませんでした。。

納品事故に繋がりかねない現象ですのでしばらくは業務用途でのmp4書き出しはAdobe以外のアプリケーションを使用することをおすすめします。

※本現象は引き続き定期的に検証予定です

written by miyake
written by kuboe