こんにちは。RapidCopyプログラマのサワツです。
2020年に「exFATは危険だから止めておいた方がいいですよ!」として、こちらの記事を書いたのですが、大変大きな反響がありました。
以下を総合して、重要データを保管するファイルシステムとして推奨しないという結論を下していました。
しかし、時はもう2021年。
Microsoftによる詳細なexFAT仕様の公開が行われて1年が経ったところで、現状を再度検証してみることにしました。
今回はexFATの徹底的再検証第一弾として、2021年時点での「互換性」について検証した結果を報告したいと思います。
様々な環境でexFATをフォーマットし、exFATをマウントするテストを行いました。
exFATフォーマット・マウントテスト結果
一般的なSSDレベルの読み書き性能(300〜600MB/sec)においてですが、性能的にも各OSでわかりやすい差は発生しませんでした。
次回はexFATを改めて検証の第二弾として
「exFATのファイルシステム破損実験」の実験結果を報告します。
※今回のexFATの記事はその4まで続きます