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L'espace 撮影部 メモ

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レスパスビジョン撮影部の技術メモです。 https://www.shooting.lespace.co.jp/
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記事一覧

TRIBE7 BLACKWING7 "X-tune" 導入しました

レスパスビジョン撮影グループは、TRIBE7社レンズ BLACKWING7を導入しました。 TRIBE7社は、撮影監督Bradford Youngと、元ARRIのテクノロジーエグゼクティブNeil Fanthomのコラボレーションにより設立されました。 この2人により開発されたBLACKWING7は、今、全世界で注目を浴びているレンズです。 特徴 1930-60年代のレンズからインスピレーションを得たヴィンテージルック おそろしく柔らかく、深みのあるフォーカスの滲み

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Phantom Logについて

シネマ系ハイスピードカメラといえば、Phantom Flex4K。 実はレスパスビジョンは国内導入の第一号です。 2014年に登場し、8年経過した今もこのスペックを上回るハイスピードカメラはなく、まだまだ現役です。 今後もしばらく使用されそうだし、今更ながらこのPhantom Flex4Kに搭載されているPhantomLogの"一癖ある"仕様を紹介。 ※撮影・DIT・カラリスト向けの技術ネタです。 Phantom Flex4KのPhantom Logは、この2タイプ(感

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【DaVinci Tips】カラコレ時トラックパッドの感度を調整する方法

今回は撮影現場向けDaVinci Resolve Tipsのご紹介です。 ノートPCでトラックパッドだと、カラーホイールを少し触っただけで、色が大幅に動きすぎちゃう。やりにくい。。 とノートPCでDaVinciを使ったことがある人なら誰しもが思ったことあると思います。 Micro Panel等のコントロールパネルを使えばやりやすいけど、ロケや激狭い現場などいちいちそんなの出していられないシチュエーションも多々あります。 センシティビティ(感度)の設定はコントロールパネル用

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『監督リモート撮影』 実戦リポート

感染者増につきCM撮影現場でも”監督自身が自宅にいる” 『監督リモート撮影』という話をあちこちで耳にします。 私も先日経験しました。 ・3日間のロケ(エキストラ多数の完全屋外・移動も数カ所) と ・スタジオ撮影 で、レスパスクラウドビューと組み合わせて、なんとか最後まで撮影を完遂できました。その実戦リポートをご紹介します。 ※撮影2日前に監督リモート撮影が確定し、ギリギリの中で対応したあくまでも一つの参考事例です。 【準備】< 現場側 > ・データ無制限のポケットW

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3DLutユーティリティ【Lattice】Tips

Latticeは色々な3D-LUTを読み込み・変換・生成できるユーティリティアプリです。 Latticeの機能はかなり多くLutユーティリティの決定版といった感じです。 今回は頻繁に使用する代表的な機能についてご紹介します。 LUTは殆どの場合テキスト形式ですが、文字を見ただけではどのような変化が起きるか予測できません。 そんな場合は手持ちのLUTをLatticeで開くとLUTの素性が手早く分かります。 LUTを開くとサンプル画象にLUTが適用され、Before/Aft

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「ほったらかし」でOKなタイムコード同期 【後編】

前編ではjam syncではTCがズレていってしまう事例などをご紹介しました。 後編では私が過去数年の撮影で、ずっと安定し、高精度な、実績のある ◯ シンプル ◯ ほったらかし のタイムコード同期手段を紹介します。 まず、必要なのは、下記の要件を満たすUltraSync Oneといったタイムコード デバイスが必要です。 ・ワイヤレス同期 ・超小型軽量 ・長寿命 内臓バッテリー UltraSync Oneは、カメラと録音部で最低2つ必要です。 Bカメもあるなら、3つ

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「ほったらかしでOK」なタイムコード同期 【前編】

タイムコードとは? 動画と音声の収録時に、素材に記録される時間のアドレスです。 ポスプロでは大まかに オフライン → カラーグレーディング → オンライン → MA この4段階で橋渡しされて、完パケになります。 1段階目の、オフラインから渡される編集データ(EDL,AAF)には、使い所のタイムコードが記述されています。 編集データを受け取るグレーディング・オンライン・MAは、編集データのタイムコードからオフラインの使い所を判断し、一致させて、大元の素材と紐付けていきま

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SmallHDモニターのキャリブレーションLUT配布!

撮影現場モニターにSmallHDをチョイスするチームが増えています。 撮影向けの機能が多彩ですが、何よりも 高輝度でとにかく見やすいところが最も評価されています。 屋外ロケでは、従来はモニターフードで完全に遮光しないと照り返しで何も見えず、不満を感じてた監督さん方々が、『このモニターは見やすいね』と感激されます。 レスパスビジョン撮影グループでも、SmallHD 1703P3X・703Bolt・Cine7を複数台、所有、活用しています。 ただし、 従来モニターと比較する

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【どこでも配信】LiveU Tips !!

レスパスクラウドビューとセットで稼働中のLiveUですが、うまく配信できないこともよくあります。ちょっとした操作やコツで復旧可能です。 「LRT」をフルリセット 複数回線を束ねて安定した回線にする技術「LRT」をフルリセットするTipsです。 流れとしては以下の処置でほぼ復旧します。 1. LRTオフ→オン 2. Zoneを再選択 3. Destinationを再選択 https://liveu.zendesk.com/hc/en-us/articles/36001

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Frame.io 「Camera to Cloud」やってみた

クラウドベースのファイル共有サービスを提供しているFrame.io社が、 "Camera to Cloud"という野心的なサービスを4月に正式リリースしました。 Camera to Cloud (C2C)とは? ・カメラのRecと同期し、毎テイクが随時Frame.io(クラウド)に自動でプロキシデータ(軽いMP4)をアップロードします。 ・プロキシは、カメラ内収録のオリジナル カメラ ファイル(OCF)と同じクリップネームになり、タイムコードも同期しています。 ※録音部の

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QTAKE Monitor Tips ! 「手書き感覚」でスクリプトを入力する

iPadで個々にモニタリングできるアプリ"QTAKE Monitor"の活用を撮影現場で広めています。 収録中の「ライブ映像」だけじゃなく、「収録済みの映像」も自分のiPadで好きなときに再生して確認できると好評です。 私物iPadで見る場合、事前にアプリインストール&アカウント作成などが必要です。 手順は、簡易マニュアルを作ってあるので、こちらからダウンロードしてみてください。 QTAKE Monitorは、ライブやプレイバックを見られるだけではありません。 更に活用

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【屋外ロケから配信】 "LiveU Solo+" と "Lespace Cloud View"

ライブストリーミングでのリモートプレビューも業界的には、すっかり市民権を得た感じですが、屋外ロケでの安定したインターネット回線の確保にはまだ悩まされている人は多いのではないでしょうか? レスパス撮影グループは、その解決策としてLiveU Solo+を導入しました。 LiveU Solo+の特徴は・・ 特徴1. ロケでネット不安定な環境でも、これだけで何処でも対応OK!複数のネット回線を束ねて統合化(ボンディング)し、ストリーミングの帯域を増幅します。これによって帯域が確

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[撮影現場] 配信のベストプラクティス "QTAKE Monitor" x "L'espace Cloud View"

5月下旬よりCM業界も徐々に撮影が再開され始めました。 モニター前の密回避の為、スタッフ各自が映像を確認するためのモニターを大量発注したり、リモートプレビューを求められる状況が当たり前になり始めています。 レスパスビジョン撮影部 DIT小髪が現場でトライ、実践したことを紹介します。 現場はQTAKE MonitorでiPadモニタリング三密回避の為、モニターを部署の数だけ手配すると平均10台程がオーダーされている状況です。コスト面でも、モニターを準備・管理する側もキリがあ

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低遅延型WEBストリーミング "L’espace Cloud View"

レスパスビジョンは2020年6月1日より低遅延WEBストリーミング配信サービス「L'espace Cloud View」(レスパス クラウドビュー)の運用を開始いたしました。 配信の遅延は1-2秒(※1)と遠隔地同士の編集作業でもコミュニケーションが可能です。 従来の「ビデオ会議システム」を利用した映像配信は手軽な反面、動画の画質・ビットレート・fpsの変動、不明瞭な音声などが問題になります。 YoutubeLIVE、Vimeo等の一般的な「WEBストリーミング配信」は高

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