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[3DScanサンプルデータ] ロマネスコを3Dスキャンしてみました

ロマネスコは "theフラクタル形状" でとってもCG心をくすぐる野菜です。
しかし0からのモデリングは工数を考えると絶対に手作りは避けたいモデルです。

人体3Dスキャンが重要な場合も多いですが「小物の3Dスキャン」もリアリティ・密度感を求めるCGIに重要です。しかし大抵の場合プロップ類にはあまり工数をさけるわけではありません。

複雑な形状のテストも兼ねて「ロマネスコ」を3Dスキャンしてみました。
3Dスキャン後は一切修正していない状態=「RAWメッシュ」の状態です。

1200万ポリゴンのobjデータをMarmoset Toolbagでそのままレンダリングしてみました。

そこそこきれいにスキャンできました。手動では絶対モデリングしたくないですね、、

以下のページでWEBブラウザで直接3Dデータを確認可能です。


テスト用にRAWメッシュのサンプルデータ(obj形式)も用意しました。
お手持ちの3Dアプリでインポートして遊んでみてください。
※フリー素材として公開いたします。


■3Dスキャン後、未修正のロマネスコ「RAWメッシュ」サンプル
リンク先からZipファイルをダウンロード可能です。

・2000万ポリゴンのobj+TIFF(8K)

・1200万ポリゴンのobj+TIFF(8K)

・10万ポリゴンのobj+Diffuse+Normal+displacement
※RealityCaptureのベイク機能で1200万から10万ポリゴンにベイクしたモデル

・1万ポリゴンのobj+Diffuse+Normal+displacement
※RealityCaptureのベイク機能で1200万から1万ポリゴンにベイクしたモデル


もちろん3Dスキャン後に「リトポロジー&UV展開&テクスチャベイク」して作成したほうが良い3Dモデルになります。しかし遠景用のモデルならばそのまま使える場合もあるのではないでしょうか?

3Dスキャンデータは仕上げ方によって様々な用途に柔軟に使用できます。
是非サンプルデータで検証してみてください。