マガジンのカバー画像

L'espace 撮影部 メモ

25
レスパスビジョン撮影部の技術メモです。 https://www.shooting.lespace.co.jp/
運営しているクリエイター

#ライブ配信

『監督リモート撮影』 実戦リポート

感染者増につきCM撮影現場でも”監督自身が自宅にいる” 『監督リモート撮影』という話をあちこちで耳にします。 私も先日経験しました。 ・3日間のロケ(エキストラ多数の完全屋外・移動も数カ所) と ・スタジオ撮影 で、レスパスクラウドビューと組み合わせて、なんとか最後まで撮影を完遂できました。その実戦リポートをご紹介します。 ※撮影2日前に監督リモート撮影が確定し、ギリギリの中で対応したあくまでも一つの参考事例です。 【準備】< 現場側 > ・データ無制限のポケットW

【どこでも配信】LiveU Tips !!

レスパスクラウドビューとセットで稼働中のLiveU soloですが、うまく配信できないこともよくあります。ちょっとした操作やコツで復旧可能です。 「LRT」をフルリセット 複数回線を束ねて安定した回線にする技術「LRT」をフルリセットするTipsです。 流れとしては以下の処置でほぼ復旧します。 1. LRTオフ→オン 2. Zoneを再選択 3. Destinationを再選択 https://liveu.zendesk.com/hc/en-us/articles/

【屋外ロケから配信】 "LiveU Solo+" と "Lespace Cloud View"

ライブストリーミングでのリモートプレビューも業界的には、すっかり市民権を得た感じですが、屋外ロケでの安定したインターネット回線の確保にはまだ悩まされている人は多いのではないでしょうか? レスパス撮影グループは、その解決策としてLiveU Solo+を導入しました。 LiveU Solo+の特徴は・・ 特徴1. ロケでネット不安定な環境でも、これだけで何処でも対応OK!複数のネット回線を束ねて統合化(ボンディング)し、ストリーミングの帯域を増幅します。これによって帯域が確

[撮影現場] 配信のベストプラクティス "QTAKE Monitor" x "L'espace Cloud View"

5月下旬よりCM業界も徐々に撮影が再開され始めました。 モニター前の密回避の為、スタッフ各自が映像を確認するためのモニターを大量発注したり、リモートプレビューを求められる状況が当たり前になり始めています。 レスパスビジョン撮影部 DIT小髪が現場でトライ、実践したことを紹介します。 現場はQTAKE MonitorでiPadモニタリング三密回避の為、モニターを部署の数だけ手配すると平均10台程がオーダーされている状況です。コスト面でも、モニターを準備・管理する側もキリがあ

低遅延型WEBストリーミング "L’espace Cloud View"

低遅延WEBストリーミング配信サービス「L'espace Cloud View」(レスパス クラウドビュー)は2020年6月より提供開始し、まもなく4周年になります。 軽量で再生環境は選ばず配信の遅延は0.7-2秒(※1)と遠隔地同士の編集作業でもコミュニケーションが可能です。 サブスク・スポット利用などのお問い合わせはこちらまでお願いします。 従来の「ビデオ会議システム」を利用した映像配信は手軽な反面、動画の画質・ビットレート・fpsの変動、不明瞭な音声などが問題になり