[RapidCopy TIPS]フィルタ機能(中級編)
RapidCopy TIPSの第三回です。
今回は前回紹介したフィルター機能初級編に続いて、フィルタ機能中級編です。
今回は日時フィルタとサイズフィルタを使って
「特定の範囲の変更日のファイルだけ」
「特定のファイルサイズ以下、または以上のファイルだけ」
をコピーしてみましょう。
なお「変更日」とはFinderで表示される以下の日時情報のことです。
ファイルの中身を1バイトでも変更すると、変更した瞬間の時刻に更新されます。
このデータを元にフィルタを行うので、テスト前に確認しておくとよいでしょう。
例によって、メニューまたは⌘Fでフィルタを表示します。
今回使うのは「FromDate」「ToDate」「MinSize」「MaxSize」の4つのコンボボックスです。
それぞれ意味は次の通りです。
「FromDate」:指定された日時以降の変更日を持つファイルをコピー対象とします。
「ToDate」:指定された日時以前の変更日を持つファイルをコピー対象とします。
「MinSize」:指定されたファイルサイズ以上のファイルをコピー対象とします。
「MaxSize」:指定されたファイルサイズ以下のファイルをコピー対象とします。
説明だけだとちょっとわかりにくいので、いくつか例をあげましょう。
まずは「FromDate」と「ToDate」の例です。
「2016年2月10日から2016年2月17日までの変更日のファイルだけコピー」
「2016年2月10日以降の変更日を持つファイルだけコピー」
「2016年2月17日以前の変更日を持つファイルだけコピー」
上記のように、日付を直接8桁で指定する方式を「絶対日時指定」と呼びます。
もう一つの指定方式として「今から30分前まで」などを指定できる「相対日時指定」がありますが、今回は割愛します。
興味のある方はこちらのテクニカルマニュアルを参照してください。
次に「MinSize」「MaxSize」です。
例をあげます。
「1500バイト以上9000バイト以下のファイルだけコピー」
「1Mバイト以上100Mバイト以下のファイルだけコピー」
「10Gバイト以上のファイルだけコピー」
「10Kバイト以下のファイルだけコピー」
これらのように、日時フィルタとサイズフィルタを駆使すると、変更日やファイルのサイズで狙ったファイルだけをコピーできます。
膨大なファイルの中からのファイルの抽出コピーなど、応用は色々考えられるので是非活用してみてください。
written by sawatsu