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【DaVinci Tips】カラコレ時トラックパッドの感度を調整する方法

今回は撮影現場向けDaVinci Resolve Tipsのご紹介です。

ノートPCでトラックパッドだと、カラーホイールを少し触っただけで、色が大幅に動きすぎちゃう。やりにくい。。
とノートPCでDaVinciを使ったことがある人なら誰しもが思ったことあると思います。

Micro Panel等のコントロールパネルを使えばやりやすいけど、ロケや激狭い現場などいちいちそんなの出していられないシチュエーションも多々あります。
センシティビティ(感度)の設定はコントロールパネル用しかありません。

今回はトラックパッドでの感度を調整するTipsのご紹介です。

Key→Key Ouputを下げることで、カラコレデータの反映率そのものを下げます

これによって同じカラーホイールの値でも効果が下り、カラーホイールの調整幅が広がります。

以下、参考例です。

Key Output : 1.0 (100%)
ColorWheel Gain : Red +2.0

Red+2.0だと真っ赤っか。Key Outputは標準1.0そのまま。
カラーホイール上では、中心から半分程度動かしただけ


Key Output : 0.5 (50%)
ColorWheel Gain : Red +2.0

Red+2.0だと赤すぎ→Key Outputで50%に下げました。

Key Output : 0.25 (25%)
ColorWheel Gain : Red +2.0

Red+2.0だと赤すぎ→Key Outputで25%に下げました。

個人的には、Key Outoutで0.25あたりがやりやすいです。

Key Outputを0.25まで下げることで、カラーホイールに↓これだけ調整幅が広がりました。

Red +2.0 + Key Output : 0.25
のデータと、
Red +1.25
のデータは同じになります。

※ Key Outputはこのノードでやるカラコレ全てに適用されるので、同じノードで他のカラコレもすると同様に50%,25%になってしまいます。混乱するので、プライマリ専用ノードにしておいた方が無難です。

by KOGAMI



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