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L'espace ソフトウェア・IT Tips

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レスパスビジョンが開発しているソフトウェアのTipsやコーポレートIT業務でのTipsなどをご紹介。
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#shotlist

[shotlist TIPS] shotlistとGoogleスプレッドシート,WEB版Office365

shotlistとオンラインサービスshotlistで生成したExcelファイルですが、映画のカット表や素材の共有管理などのためにOffice365(Online)やGoogleスプレッドシートなどにアップロードしたくなりますよね。 しかし、shotlistで生成したExcelデータをオンラインサービスで共有する際にはちょっと注意が必要です。 Office365 Onlineの場合の注意点Office365では一つのExcelファイルのサイズが15MB以下である必要がある

[shotlist コラム] shotlistで使われているOSSについて

shotlistでは多種多様な静止画/動画を読み込むためにオープンソースソフトウェア(OSS)を積極的に活用しています。 なおshotlist自体のコードもOSSです。こちらをご覧ください。 静止画:OpenImageIOSony Pictures ImageworksのLarry Gritz博士がメインで開発している主に静止画をターゲットにした総合画像ライブラリです。 CG/VFX界隈特有の特殊なファイルへの対応はもちろん、ドキュメントがとても充実しています。(正直全

[shotlist TIPS] shotlistが対応しない動画/静止画形式

shotlistのちょっとマニアックな補足です。 現時点で未対応のフォーマットについてこちらで補足します。 以下のフォーマットについてはshotlistではサポートしていません。 MXF(SONY RAW) MXF(SONY SStP) MXF(ARRIRAW) MXF(OP-Atom) MXF(Op-1b) R3D(Red全般) shotlistでは動画のデコードにはffmpeg4.0.xを、静止画のデコードにはOpenImageIO2.0.xを使用しています。

[RapidCopy TIPS] shotlistとのチェックサム連携機能

RapidCopy TIPSの第五回です。 今回はRapidCopyとshotlistの連携機能について解説します。 shotlistにはDITなどマスター素材を取り扱う人向けに、ハッシュ値を出力する機能があります。 このとき、ハッシュ値出力のためにはファイルを全て読み込む必要があり、数百GBのQTなどの大きいファイルの場合、非常に多くの計算時間がかかります。(通常数時間) RapidCopyの連携機能を使用すると、この際の計算処理を行わず、RapidCopy側で計算